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【新日本】鷹木信悟 王者・内藤哲也とのLIJ対決制す「若いヤツの踏み台になるつもりはこれっぽっちもねえからな」

東スポWEB 2024年7月20日 21時51分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が20日、大阪大会で開幕。Aブロック公式戦で鷹木信悟(41)がIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(42)を撃破し、白星発信を飾った。

開幕戦で実現した「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」同門対決。アニマル浜口ジム時代からの付き合いである両雄のシングルマッチは、過去に5年前のG1公式戦で一度だけ実現しており、鷹木が内藤に敗れている。

試合が大きく動いたのは15分過ぎだ。STAY DREAMを決めた鷹木は、打撃合戦からパンピングボンバー、MADE IN JAPANと得意技を連発。しかし、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンにカウンターのデスティーノを浴びてしまった。

形勢逆転を許した鷹木は雪崩式フランケンシュタイナー、スイングDDT、バレンティアと怒とうの猛攻にさらされる。それでもデスティーノだけは阻止すると、鷹木ドライバー98でマットに突き刺し再逆転。最後はスライディングエルボーからのラスト・オブ・ザ・ドラゴンでついに3カウントを奪ってみせた。

試合後のリング上で鷹木は内藤に対し「5年ぶりのシングル、前回はお前が勝ったが、今日は俺の勝利だ。俺はもしかしたら今日が内藤とは最後のシングルになる、そういう思いでリングに上がった。だが、1勝1敗だからいつかまた、10年後か20年後か知らねえが、またやる時は今日以上に強い鷹木信悟で迎え撃ってやるから。内藤、今日はありがとよ」と呼びかけ。内藤も去り際に拳を突き上げてこれに応じた。

今大会は出場メンバーが一気に若返り、Aブロックでは鷹木と内藤が最年長となっている。それでもまだまだ若い者に時代を譲るつもりはない。

「世代交代世代交代言っておいて、開幕戦のメインでAブロックの最年長同士当てて潰し合いしてどうすんだ。でも、これが期待の現れじゃないの? なんやかんや言っても俺と内藤が一番メイン多いみたいだし。俺も内藤も、いや特に俺は! 若いヤツの踏み台になるつもりはこれっぽっちもねえからな。逆に利用しておいしいところは全部41歳のハツラツおやじが持っていくからな」と豪語していた。

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