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【全日本】和田京平名誉レフェリー50周年 越中詩郎らが祝福「まだ辞めないから」

東スポWEB 2024年7月20日 22時19分

全日本プロレスの和田京平名誉レフェリー(69)が、自身の「50周年記念試合」(20日、東京・後楽園ホール)で多くのレスラーたちから祝福を受けた。

第3試合の諏訪魔&田村男児&大森隆男 vs 渕正信&斉藤ジュン&斉藤レイの6人タッグがメモリアルマッチとして行われ、選手の後に「レフェリー和田京平」と紹介を受け、ひと際大きな「京平」コールが会場を包んだ。

試合では諏訪魔が渕にスリーパーを決めると、会場は大ブーイング。反則のチョークスリーパーと判断した和田レフェリーも「死んじゃうだろ!」と警告して止めさせるなど、正確なジャッジで試合を裁いた。

試合後はセレモニーが行われ、井上雅央やデビュー45周年イヤーの越中詩郎らが花束を贈呈。同じ50周年の渕は「今で言う四天王プロレスというのが90年代にあるでしょ。その時、レフェリングを全部やったのが和田京平です。僕は身近で見ててはっきり言いますけど、和田京平なくて四天王プロレスはありません。この男のレフェリングがあればこそです。世界一のレフェリーだと思います」と賛辞の言葉を贈った。

会場が大きな拍手に包まれる中、和田レフェリーは「まだ辞めないから」と宣言。「感無量ということで。もうちょっとやらせてください。55年でも60年でもやりたいところだけど、体力が続く限り。世界一のレフェリーと言ってくれたのは(故ジャイアント)馬場さんと渕くんくらい。馬場さんから『お前は日本一うまいなあ』と言われ、それから『うん? 日本一ということは世界一だなあ』と言われた時はうれしかったですね。こんな長くやるとは思わなかったし」としみじみと語った。

1974年に全日本でレフェリーデビューしてから50年。先日はマリーゴールド両国国技館大会でWWEスーパースター、イヨ・スカイ vs 林下詩美の一戦を裁くなど、他団体からも引っ張りだこの名レフェリーは、まだまだ第一線で裁き続ける。

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