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【阪神】1点が遠い… 岡田監督がボヤキ連発「しょうがないやんか、正面いくんやもん」

東スポWEB 2024年7月20日 23時30分

阪神は、20日の広島戦(甲子園)に0―1で敗れた。拙攻&拙守で2夜連続の零封負けを喫した虎ナインに、岡田彰布監督(66)も、「何も言うことないよ、ホンマに。もう言葉がないよ」と呆れかえった。

両軍無得点で迎えた延長11回だった。6番手・富田が先頭・秋山に四球を許すと、続く矢野の犠打を一塁へ悪送球。中野がボールをこぼした隙に一走・大森が三塁へ向かった。さらに、中野が慌てて三塁へ送球するも、大きくバウンドし、三塁・佐藤輝が捕球できず。その間に、打者・矢野も二塁へ進塁し、無死二、三塁となった。

その後、野間を申告敬遠で無死満塁としたが、小園に中犠飛を浴び、決勝点を献上。1プレーで2つのエラーから失点を喫する惨状に、ベンチで見守った指揮官もぶ然とするしかなかった。

前日19日も無死一、二塁から捕手・坂本の失策から1点を奪われ、黒星を喫していた岡田虎。この日も鯉先発・大瀬良に対し、いい当たりこそ出たものの打線は奮起せず。今季2度目の先発で、6回無失点の力投を見せた及川を見殺しにした。

指揮官も「ピッチャーは頑張ってるよ。そんなん当たり前やんか」としつつ、打撃について「しょうがないやんか、正面いくんやもん。それで惜しかったなんて、プロやねんから済まされへんよ。プロは頑張りましたもないよ。高校野球と違うんやから」とボヤキが止まらなかった。

チームは4連敗となり、前半戦4位が確定。首位・広島とのゲーム差も3・5に広がった。まずは前半戦の最終戦となる21日の広島戦に快勝し、〝チグハグ沼〟から抜け出したいところだ。

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