スペイン代表が、欧州選手権決勝でイングランドに２―１と快勝して史上最多４度目の優勝を果たしたことを受け、沸き起こった日本代表の〝最強論〟に異議が飛び出した。
根拠は２０２２年カタールＷ杯でのこと。１次リーグ最終戦で２―１とスペインに逆転勝利しており、ネット上には「スペインさんユーロ優勝おめでとう！ つまり日本が最強だな」「今、日本は世界で一番強いという認識でいい？」「やり方次第では日本がＷ杯で優勝する可能性もあるってことだな」などと〝森保ジャパン最強論〟が盛んに叫ばれた。
すると、同じ前提の考えから「コスタリカが最強ではないか」との主張もされるようになった。言うまでもなく、日本代表はカタールＷ杯１次リーグでドイツ、スペインに勝利した一方で、コスタリカに負けている。同国は１４年ブラジルＷ杯のベスト８が最高成績だが、日本はカタールＷ杯で敗れるまで３勝１分けだった。再度の対決が実現すれば、負けられない相手となりそうだ。