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【WWE】最強ボクサーT・クロフォードが驚きの登場! 王者コーディにパイプイスを手渡し援護

東スポWEB 2024年7月21日 10時52分

統一WWE王者の〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデス(39)に、ボクシング界から驚きの超大物助っ人が現れた。

コーディはPLE「サマースラム」(8月3日=日本時間4日、オハイオ州クリーブランド)で、極悪ユニット「ザ・ブラッドライン」の新たな〝トライバル・チーフ〟となったソロ・シコアの挑戦を受ける。シコアは元新日本プロレスのタマ・トンガ&タンガ・ロア、大器ジェイコブ・ファトゥを従えて暴れまくり、前回スマックダウンではコーディの兄貴分ランディ・オートンをテーブル葬としていた。

19日(日本時間20日)のスマックダウン(ネブラスカ州オマハ)オープニングにはコーディが登場したが、リングサイドに座っていた男といきなりグータッチしてみせた。コーディと拳を合わせたのは、何とボクシング史上初の2階級4団体統一王者で、現WBA&WBO世界ウエルター級統一王者のテレンス・クロフォード(36=米国)だ。

会場の地元オマハ出身で、40戦全勝(31KO)のスーパースター。最高権威「リング」誌の「パウンド・フォー・パウンド」(階級差のない最強ランキング)では、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)と、1位争いを繰り広げてきたことでも知られる(現在は3位)。「サマースラム」と同日にはロサンゼルスで、WBA世界スーパーウエルター級王者のイスラエル・マドリモフ(ウズベキスタン)との対戦が予定されており、そのプロモを兼ねての来場のようだ。

リング上でコーディは兄貴分を潰したシコアに怒りのマイクアピールに出たが、ここで前WWEタッグ王者のグレイソン・ウォーラー&オースティン・セオリーが難くせをつけてきた。コーディは2人に殴りかかるも、1vs2の状況ですぐに反撃され、場外に落とされた。

場外バリケードの前で座り込むと、ここで観客席最前列に座っていたクロフォードが動いた。パイプイスを場外バリケードに叩きつけ、コーディの右腕に合図。そのままイスを統一王者に手渡したのだ。最強ボクサーは右拳を握ってコーディにエール。まさかのアシストにコーディはイスを持ってリングに上がり、ウォーラーの背中に一発。さらにセオリーにはイスをキャッチさせた上で、ディザスターキックを浴びせて蹴散らした。

これにはクロフォードも右拳を振るって、笑顔を見せた。自身の「X」にもWWEでの動画をリポスト。パイプイスによるプロレスとボクシングの統一王者同士のエール交換となった。

一方、コーディはメイン戦で、ケビン・オーエンズとのコンビでウォーラー&セオリーを撃破。試合後にはまたもシコア率いるブラッドラインに襲われ、トリプルパワーボムでテーブル葬となってしまった。

この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。

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