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50代から始める〝老化予防のストレッチ〟1日2回、隙間時間で継続できます

東スポWEB 2024年7月21日 11時9分

【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が、実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回の相談は“老化予防のストレッチ”です。

【お悩み】最近体の節々に痛みを感じています。老化予防ストレッチを教えてください。(50代男性)

【アドバイス】患部を指や手のひらで軽く押し、温めてからストレッチしてください。

【解説】手首、膝関節、足首、腰全体など、体の節々が痛いと嘆くIT企業で働く男性。

加齢によって体の各可動域がこわばっているため、あらゆる動作がぎこちなく、まるで体がサビついているかのような状態でした。

このような状態の体をなめらかにしていくためには、ストレッチをする前に、指や手のひらで痛みを感じる部分を軽く10秒程度押してあげてください。患部が温まり、やわらかくなってからストレッチを行ったほうが効果が得られるからです。

患部が温まったら手首を回し、膝や足首もゆっくり回す。肩まわりなら肩甲骨を動かすことを意識しながらゆっくり回すといったように、回旋(かいせん)運動を中心にストレッチしていきます。

腕を回旋させる場合は、両腕いっぺんにではなく、片方ずつ回すことがポイントです。片方ずつの腕を前回し、後ろ回しを各5回と回していく。両腕をいっぺんに同方向に回すより、片方ずつ回していくほうが可動域をしっかり広げられるからです。それから右手は前回し、左手は後ろ回しといったように左右非対称動作を5回。腕の回旋を左右非対称に動かすためには脳も使うので、体と脳のバランスも良くなります。

これを1日2回、日々の隙間時間で継続してみてください。

ちなみにラジオ体操には回旋動作や左右非対称動作が数多く入っているので、体のバランスを取りやすく、老化防止にもなり脳も活性化していきます。

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