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トレードが噂される菊池雄星〝惜別〟発言「チームとファン、街を愛していると言いたい」

東スポWEB 2024年7月21日 13時58分

ブルージェイズ・菊池雄星投手(33)が20日(日本時間21日)のタイガース戦(トロント)に先発し、6回途中を5安打4失点、8奪三振で今季9敗目を喫した。

5回に二死から失点し、6回にも2四死球と不安定な投球が続き、無死満塁で降板。2番手のリチャーズがロジャースに満塁弾を浴びて菊池に4失点が記録された。ここまで21試合で4勝9敗、防御率4・54。6月11日(同12日)から白星に見放されている状態が続く。

7月30日のトレード期限を前に名前が取りざたされている菊池だが、この日の敗戦でさらに矢面に立たされそうだ。地元メディア「トロントスター」のマイク・ウィルナー氏は「ブルージェイズは菊池を売却する時が来た。おそらく菊池にとって最後の先発となっただろう。もしそうでなければ次はそうなるはず。それまでに菊池が別のユニホームを着ている可能性も十分にある」と伝えている。

菊池も試合後、現地メディアに通訳を通じて複雑な胸中を口にした。「トレード期限のことは考えています。でも試合に出るたびに〝集中しなきゃ〟と自分に言い聞かせている」。球団と会談はまだしていないが「何が起きるか分からない。自分の力ではどうにもならない。もしこれが最後だとしてもチームを愛しているし、街を愛している。ファンを愛していると言いたい」と覚悟を決めているかのように〝惜別メッセージ〟を送った。

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