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【DDT】飯伏幸太が高木の休業前最終戦に登場「お願いが1つあります。もう1回、DDTに…」

東スポWEB 2024年7月21日 17時12分

DDT21日の両国国技館大会で、高木三四郎(54)がプロレス活動の無期限休業前ラストマッチに臨み、らしさあふれる戦いを繰り広げた。

高木は体調面の問題からドクターストップがかかり無期限休業を決断。その〝最後の相手〟は「DDTのアイコン」こと男色ディーノで、アイアンマンヘビーメタル級王座もかけたウエポンランブル形式で行われた。試合はウエポンとしてヨシヒコやドラマチックドリーム号(自転車)、引退セレモニー、東京女子プロレス、中澤マイケルなどが登場するハチャメチャな展開に…。

ついにはかつてDDTを支えた〝ゴールデンスター〟こと飯伏幸太がディーノのウエポンとして現れる。最後は飯伏のカミゴエからディーノのリップロックからハグ、ゴッチ式男色ドライバーとつながれて高木は区切りの3カウントを聞いた。

試合後、ディーノから「あんたがこのままやめようが、シレッと復帰しようがどうてもいい。どの道を選んでも、DDTは大丈夫。なぜなら、男色ディーノがここにいるから」と声をかけられた高木はマイクを持ち、感謝を口にする。そして飯伏に視線を送ると「もう俺は二度とお前とリング上で相まみえることがあるとは思っていなかったよ。2016年3月、ここでお別れしてから、お前はドンドン上に上がっていって、俺たちは本当に苦しかった。でも、こうやってまたお前とリングで会えることができるんだったら、俺は引退なんてしないよ!」と感極まった様子で口にする。

さらに「おれは引退なんかしない。ちゃんと自分と向き合って体調と向き合って、必ずこのリングに戻ってくるから。だからもし、全てのタイミングが合ってまた願いがかなうなら、飯伏、俺とシングルで戦ってくれ!」と話し握手を交わした。

これに飯伏からは「高木さん、僕からもお願いが1つあります。もう1回、DDTにいいですか? ダメですか?」と再びの参戦を希望される。とうとう涙をこらえきれなくなった高木は、号泣しながら「OKに決まってるだろ。お前はファミリーだから!」と快諾した。今後は団体を運営するサイバーファイトの副社長として、DDTと東京女子プロレスの経営に専念する高木。再びリングに上がる日は…。

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