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メッツ・千賀滉大が27日のブレーブス戦で復帰 最終テストでまさかの炎上も変更なし

東スポWEB 2024年7月21日 17時12分

右肩を痛めて60日間の負傷者リスト(IL)に入っているメッツ・千賀滉大投手(31)が20日(日本時間21日)、傘下マイナーの3Aシラキュースの公式戦・ロチェスター戦に先発。3回を8安打5失点、1奪三振3四球と乱調だった。

今回が4度目のリハビリ登板で、順調なら26日(同27日)の本拠地ブレーブス戦で今季メジャー初登板を迎える手はずとなっていた。球速も95マイル(約152キロ)が出て、3回まで無失点。ところが4回に突如、乱れた。長打と単打で無死一、三塁のピンチを迎えると6番打者にフォークを捉えられ3ランを被弾。さらに長短3安打を浴びて5失点したところで、マウンドを降りた。

メジャー復帰に向けた最終テストでまさかの炎上。復帰プランが軌道修正されかねない内容だったが、4度のリハビリ登板で最多の79球を投げた。地元ニューヨークのメディアは「重要なのは結果ではない。メッツが求めていたのは投球数を達成したことだ。見栄えはよくなかったが、千賀をメジャーに復帰させるのはもう十分かもしれない。登板後にケガのニュースがない限り、千賀はシラキュースに残るとは考えられない」と当初の予定通り、26日のブレーブス戦に登板するだろうと伝えた。

千賀はキャンプ序盤に右肩を痛め、開幕からIL入り。5月には右上腕三頭筋の炎症も明らかになったが、今月3日にマイナーの1Aで実戦に復帰した。

メジャー1年目の昨季、12勝(5敗)を挙げ、リーグ2位の防御率2・98、202奪三振をマークした千賀の2年目がようやく幕を開ける。

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