女子プロレス「アイスリボン」は21日、右ヒジの負傷で欠場中の藤本つかさ(40)が27日の横浜産貿ホール大会で復帰すると発表した。
6月23日の後楽園大会でスターダムのIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が持つIWGP女子王座に挑戦。だが開始15分過ぎにビーナスシュート(三角跳び式延髄斬り)を放った直後、落下した際に右ヒジを負傷。16分8秒、レフェリーストップで敗れ、試合後は救急搬送された。診断結果は「右肘脱臼靱帯損傷及び剥離骨折」で、25日に手術を行いリハビリに励んできた。
藤本は団体を通じて「脱臼から34日。(中島)安里紗の引退に間に合わないんじゃないかって直後は不安でいっぱいでした。間に合うように間に合うようにと、毎日リハビリを頑張ったら、それより早く復帰できることになりました」と報告。
「とはいえ、無理はしません! それがお医者さんとの約束。レスラーの無理しないはなんだろう…と思いながらも、お医者さんとの約束、安里紗との約束、お客さんとの約束、そしてあの約束も…。全てを守りたい、そんな気持ちで試合に挑みます」とコメントを出した。
復帰戦では中島、ウナギ・サヤカと組み、星ハム子、真琴、SAKI組と6人タッグマッチでの対戦が決定。藤本は8月23日のシードリング後楽園大会で現役を引退する中島の引退ロードを並走し、翌日のアイスリボン後楽園大会を最後に再び休業に入る予定だ。