ＤＤＴ２１日の両国国技館大会に、ＧＬＥＡＴをクビになった河上〝ファイヤー〟隆一（３５）が現れやりたい放題かき乱した。
鈴木裕之社長を電流爆破バットで爆破しＧＬＥＡＴをクビになった河上は、「神出鬼没」を旗印に古巣への復讐に加えＤＤＴも標的とした。この日はまず第４試合の６人タッグ戦で佐藤光留を下し、「俺はこのＤＤＴヘビー級を背負う覚悟があります。誰にも負けません！」とコメントしていた納谷幸男を襲撃だ。どこからともなくコメントスペースに現れると「オイ、納谷ー！ 来てやったぞ！」と叫びながらイスでメッタ打ち。招かれざる客は「俺がＤＤＴのヘビー級を背負ってやるよ、覚悟しとけよ！」と勝手に宣言し、参戦が発表済みの２６日の東京・新宿フェイス大会のみならず追加参戦を要求して「組まなかったら、爆破だ！」と物騒な言葉を口にした。
さらに河上は第６試合のＫＯ―Ｄ６人タッグ戦後、リングにも登場。４ＷＡＹ戦を制し新王者となった佐々木大輔、ＫＡＮＯＮ、ＭＪポーの「ダムネーションＴ．Ａ」に歩み寄ると、佐々木とハグを交わしてから共闘を宣言。佐々木も「俺たちもこのＤＤＴをファイヤーされるくらい一緒に暴れまわっちゃうぜ。まずは標的は納谷だ！」と続いた。なおその後、河上は「俺たち〝ファイヤーダムネーション〟でＤＤＴを爆破してやるぜ！」とぶち上げ「それはちょっとダセえな…」（佐々木）と周囲を困惑させた。
やっかいな人間同士が結託しただけに、今後が心配される。