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若狭勝弁護士 小池都知事〝失職〟の可能性を指摘「特捜部がこれから捜査をすると思う」

東スポWEB 2024年7月21日 18時47分

元東京地検特捜部の若狭勝弁護士が21日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。京都知事選で3選を果たした小池百合子氏の〝闇〟について証言した。

この日の番組テーマは「司法の闇」。共演者から「百合子の闇を教えて」と聞かれた若狭氏は「今回の都知事選をめぐって、小池さんが今、刑事告発をされてるんですよね」と切り出した。

続けて「その刑事告発の行方として私は少なくとも、検事をやっていた経験からすると、刑事告発のうちの一つの『公務員の地位利用に伴う選挙活動』という罪があるんですけど、それについては結構証拠が集まって犯罪が認められる可能性があるのではないかと」と推測した。

「公務員の地位利用に伴う選挙活動」について若狭氏は「小池さんが知事という立場で東京都内の市長とか区長とか村長に対して、出馬要請文を書かせたという疑いがあるんです。区長とか市長とか村長さんというのは、地元で選挙で選ばれてるわけでしょ。ということは地元で有権者がある程度支えてくれる人が多いわけです。その市長とか区長さんに対して、そういう文章を書かせるということは、それぞれの地元の有権者も『うちの区長が小池さんがいいと言うなら…』と流される可能性がある」と解説。

その上で「広範囲であり、悪質性があるということだから、特捜部がこれから捜査をすると思うんです」と大胆分析した。

仮に捜査が始まった場合について、若狭氏は「特捜部がこれは悪質だということになると、少なくとも罰金ぐらいで起訴する可能性はある。刑が確定すると公民権が停止されるから、失職するんです」と失職の可能性を指摘。

続けて「罰金が確定する前に小池さんがずーっと最高裁まで争ったら、4年以上かかって3期目は無事に終えることができるかも分からないけど、でも国民の世論が高まってくると、続ける事が難しいと辞めてしまう(こともありえる)。もう1回都知事選やることになります」と驚愕のシナリオを明かしていた。

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