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【巨人】菅野智之がチームトップの8勝目 杉内コーチ「ボール自体が去年とは全然違う」

東スポWEB 2024年7月21日 20時1分

巨人は21日の中日戦(バンテリン)に4―1で勝利し、球宴前最後の試合を白星で飾った。先発した菅野智之投手(34)が6回1失点の好投でチームトップとなる今季8勝目(2敗)を挙げた。

要所で〝らしさ〟を見せた。0―0で迎えた3回は二死から連打を許して一、三塁のピンチを背負ったが「先制点を与えないことだけ考えて投げた」。抜群の制球力でコーナーに球を集めて追い込むと、最後はフォークで高橋周を三振に仕留めた。

5回にも二死二塁でカリステから三振を奪うなど、ここ一番でのコントロールを間違えなかった。6回に中田にソロを浴びて、7回に代打を送られて降板したが、89球を投げ6回5安打1失点。先発の役目を果たした菅野は「我慢強く投げられたと思います」と振り返った。

昨年4勝に終わったが今季は前半戦だけで8勝。杉内投手チーフコーチは「ボール自体が、全然去年とは違いますからね。今年はそれくらい勝つだろうとキャンプの時から思ってました」と目を細めた。

菅野は前半戦について「出来過ぎとも思わない。ただ、イニングがあまり投げられてないので、そこに対してはいろいろ思うところはありますけど、勝たせてもらっているのでそれを後半戦にもつなげたい。長いイニングを投げさせてもらえるように頑張りたい」と満足する様子はなし。後半戦へ向けて頼もしい姿勢を見せた。

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