女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル（ＵＮ）王者、青野未来（３３）とスーパーフライ級王者の翔月なつみ（３５）が、２冠取りへ好発進だ。
新設されたタッグの初代ツインスター王者決定トーナメント１回戦が２１日の名古屋大会で行われ、青野＆翔月はビクトリア弓月（１９）、田中きずな（１９）組と対戦。若手コンビの軽快な動きに翻弄されながらも、最後は青野がスタイルズクラッシュで弓月を沈めた。
１回戦もう１試合は、野崎渚＆ＣＨＩＡＫＩが南小桃＆瀬戸レアに勝利。この結果を受け、３０日の東京・後楽園ホール大会で行われる準決勝で青野組は天麗皇希＆後藤智香と、野崎組はＭＩＲＡＩ＆桜井麻衣との対戦が決定した。
青野は「チャンピオンタッグはこの中で最強だと思うので、初戦突破は当たり前。めちゃくちゃ勢いのある２人に勝って私たちも勢いがついたので、タッグを取って初代２冠を取ります」と宣言。
一方の翔月も「自分たちはまだまだ連係に余力を残して勝ったと思う。３０日に勝てば（同日の決勝と）２戦続けてやることになると思うけど、何試合でもできるようにスタミナを強化して、連係も磨く。誰が相手でも自分たちが初代２冠というのは変わらないので、楽しみにしてください」と自信をみなぎらせた。