ドジャースの大谷翔平投手（３０）は２１日（日本時間２２日）に本拠地ロサンゼルスでのレッドソックス戦に「１番・ＤＨ］で先発出場し、５回に４試合ぶりの一発となる３０号ソロを放ち、日本選手初の４年連続３０本塁打を達成した。さらに日米通算２５０号にあと１本とした。
本拠地ドジャー・スタジアムが騒然としたのは５―２の５回一死無走者だった。９番・バーンズの今季初本塁打の余韻が残る中、打席に入った。一発を期待するファンは大歓声だ。マウンドは相手先発の右腕クロフォード。カウント２―１からの４球目、ほぼ真ん中の８５・９マイル（約１３８・２キロ）のカットボールを振り抜いた。大谷もファンも両軍ベンチも確信。角度２８度、打球速度１１６・７マイル（約１８７・８キロ）のロケット弾は右中間最上段へ一直線。「ＤＡＩＳＯ」の看板の左横を抜けた。飛距離４７３フィート（約１４４・２メートル）の超特大弾だった。
この時点で２０日（同２１日）に２７、２８号と連発していた２位のオズナ（ブレーブス）に２本差とした。
１打席目は空振り三振、２打席目は左飛に倒れていた。