ＧＬＥＡＴは２２日、無配信大会「ＧＬＥＡＴ ＰＲＥＭＩＵＭ ＨＯＵＳＥ ＳＨＯＷ」（８月２１日、東京・後楽園ホール）の第１弾対戦カードを発表し、河上〝ファイヤー〟隆一（３５）がＧ―ＲＥＸ王者の王者田村ハヤト（２８）に挑戦すると発表した。
鈴木裕之社長を電流爆破バットで爆破しＧＬＥＡＴをクビになった河上だが、逆恨みしてフリーとして１５日の大阪大会に押しかけるように強行出場。第０試合で田村と対戦すると、乱入した頓所隼のアシストも受けて勝利した。その後、頓所改め〝ブラスナックルＪＵＮ〟とともに「反ＧＬＥモンスターズ」を名乗った。
２１日のＤＤＴ両国大会に乱入し佐々木大輔らの「ダムネーションＴ．Ａ」との結託を宣言したばかりの河上だったが、次なる一手を打ったのはＧＬＥＡＴサイドだった。突如、河上のＧ―ＲＥＸ王座を発表したのだ。これを受け、取材に応じた河上は「突然決まったこのカード…。鈴木からの最大の嫌がらせなのか？ はたまた本当はＧＬＥＡＴを変えてほしいのか。本意は分からねえ」といぶかしがる。
それでも「まあ、俺にとってはクビにされた鈴木への最大のいやがらせの場所だ」と〝飛んで火にいる夏の虫〟とばかりにニヤリ。そして「田村の王者としての実力も認めてやる。だからタイトルマッチはもちろん爆破…じゃなく、ノーＤＱマッチを要求する！ 覚悟しろよ！」と声を荒げた。
無配信でノーＤＱとなればやりたい放題になることは火を見るよりも明らかだ。ＧＬＥＡＴサイドがどう応じるか注目される。