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韓国代表選手団が自前の〝給食センター〟をパリに開設「大きな力になる」

東スポWEB 2024年7月22日 16時52分

パリ五輪開幕を目前に控えて、韓国選手団の本隊が現地に入り、前回東京五輪でもお目見えした〝給食センター〟も開設した。

韓国メディア「MKスポーツ」は「大韓体育会給食支援センターが21日、選手村への配達を開始した」と報道。「パリのフォンテンブローフランス国家防衛スポーツセンターに設けられた韓国選手団事前キャンプ・チームコリアパリプラットフォームのレストランで弁当25個を作った。韓国の選手村から渡ってきた15人の調理人が卵焼き、アンチョビ炒め、肉炒め、ブロッコリーなど栄養バランスを考慮した様々なおかずを銀色の食板のあちこちに満たした」と詳しく伝えた。

韓国選手団は前回東京五輪の際に、東日本大震災の際に起きた福島第1原発事故の影響を理由にして東京での食事を避けたいとの目的で、自国選手団向けの給食センターを開設。その後の北京冬季五輪でも実施するなど選手に好評で、今回もパリで稼働することになった。

「大韓体育会給食支援センターは韓国料理弁当、種目別オーダーメイド型栄養食など4000キロを国家代表選手に配送する。パリ五輪に乗り出す大韓民国選手団に大きな力になると見られる」と同メディアは強調。競泳のファン・ソンウも「欧州で試合に来たら食事で非常に大変だった」とした上で「韓国料理でよく作ってくださって、今回の五輪では何の問題も感じられない」と話した。

韓国料理を提供する給食センターの開設で躍進を目指すことになりそうだ。

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