俳優の江口のりこ（４４）と小泉孝太郎（４６）が２２日、都内で行われた「映画『愛に乱暴』完成披露舞台挨拶」に、監督の森ガキ侑大監督（４１）、風吹ジュン（７２）、馬場ふみか（２９）共演者らとともに登壇した。
同作は、江口のりこ演じる主人公・桃子が「丁寧な暮らし」にいそしみ生活している中、周囲で不穏な出来事が起こるようになるヒューマンサスペンス。
江口は今年、主演の映画が３本目。２０２４年は〝江口のりこイヤー〟と司会に声をかけられると、首をかしげつつも「去年、たくさん働いたんだな。皆で作ったものが公開されるのは当たり前のことではないので」と感謝の気持ちを述べた。小泉から「江口さんはいつも変わらない。平常心」と言われると「それは孝太郎さんもそうですよ」と冷静に返した。
そんな江口と小泉の共演は１０年前に放送されていた連続ドラマ「名もなき時計（ＴＢＳ）」以来だという。江口は「１０年前も孝太郎さんを追いかけまわすストーカー。また小泉孝太郎を追いかけるのか…私は孝太郎さんとはご縁がある」と回想した。これに小泉も「これは本当めぐり合わせというか。１０年後が楽しみですよ」と笑顔で応えた。
映画で江口の夫役を演じた小泉は役作りに関して「前髪もミリ単位で『こういう風なイメージですか？』と撮影前にすり合わせをした」と語り「その時間は大きかった。誰１人、小泉孝太郎に気づかなかった」と満足げな表情を見せた。