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青木真也ぶった斬り!国歌斉唱騒動の朝倉未来&平本蓮は「品格の崩壊」 KO勝ちの那須川天心は…

東スポWEB 2024年7月23日 5時9分

風雲急を告げる格闘技界をこの男はどう見る? 〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が、相変わらず話題に事欠かない格闘技界を忖度なしにぶった斬った。

格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)の開催が目前に迫り、良くも悪くも注目を集める事態になっている。RIZINはメインで行われる朝倉未来 vs 平本蓮で、元NEWSの手越祐也が国歌独唱を行うと20日に発表した。

ところが、未来がSNSで「試合前の国歌斉唱とかはなしにしてください」などと投稿し、反発の姿勢を見せる。これに呼応した平本も「絶対に国歌斉唱は辞退してください よろしくお願いします」などとDMを手越に送ったことをSNSで明かした。

すると、この発信に感化されたファンの一部が暴走。手越に誹謗中傷やヘイトメッセージが送りつけられる事態になり、RIZINは22日に国家独唱を取りやめることを決断した。手越サイドから辞退の申し出があったとして「手越さん並びに手越さんファンの方々には、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

この一連の騒動を青木は「毎朝、君が代を警察学校で聴いて、2か月で警察を辞めた俺なんですが…」と声をしゃがれさせる。その上で未来と平本を「ああいうSNSにおける所作って、瞬間的なアテンションこそ集まるけど〝お里が知れる〟感じがするよね。品格の崩壊っていうかさ。正直みんな『そこまでして燃やしたいのか?』って思っちゃうでしょ」とバッサリだ。

その上で〝被害者〟となった手越を「PPVを売るネタにされて、話題にされていい迷惑だよな」とおもんぱかりつつ、「俺がKO―D王座を取り、LIDET・UWFとの統一戦が実現した際にはぜひ、国歌斉唱をお願いしたい。グリートの鈴木裕之社長なら分かってくれるはずだ」と意味不明なことを口走った。

一方、この試合は5分5ラウンド(R)の特別ルールで行われる。ジャッジは各ラウンド10点方式による採点(ラウンドマスト)で、3R終了時点でそれまでのスコアをオープンにする。これを青木は「ぶっちゃけ、朝倉有利だ」とメガネを光らせる。RIZIN本来の3Rトータルでの判定でなくなることで、どう未来に有利になるのか。

「10対9(ラウンドマスト)にしたことによって、ずっと待って(カウンターで)ワンダウンで勝つスタイルができなくなったんだ。平本はそれしかできないから、その〝穴〟をルールで突かれたって話だと思う。多分、微差で3Rとも朝倉が先取すると思うよ。ラウンド終盤にテークダウンしたり、ジャブでコントロールして。そしたらオープンスコアになった時点で平本はいくしかなくなって、逆にいかれると思う」

3R終了時点でジャッジが30―27で未来優勢だった場合、平本は残り2R両方を取っても48―47で敗北となる。そのため4R以降は戦術を変えてKO狙いで前に出るしかなくなるため、そこを未来に狙われる…と見ているわけだ。青木は「そういうところをうまくやるのが朝倉なんだ。黒幕がいるんだと思う。逆に平本陣営は黒幕がいないのが問題なんだよ。ぜひ、RかSを紹介したい」とスポーツドリンクを飲み干した。

一方、ボクシング転向後4連勝を3RTKO勝ちで飾った〝神童〟那須川天心(25=帝拳)については「やっぱりナスガワさんは天才だ。適切なタイミングで、ちゃんとKOするよな」と手放しで絶賛する。

ここまでのフラストレーションをためさせてから、一気に解放させるような快勝に「KOは前回じゃダメだったし、次じゃ遅い。適切なタイミングで適切な動作をするっていう基本的なことができているよ。感動した! 多分…、黒幕がいるんじゃないか?」と最後までよく分からないことをつぶやきつつ、自転車で走り去った。

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