「Aぇ!group」元メンバーの福本大晴(24)が事務所への所属を発表し、反響を呼んでいる。復活を期す福本が頼った事務所は〝非ジャニ系〟だった。
福本は21日、X(旧ツイッター)を更新し、「NEW EVIDENCEに所属したことを発表いたします。最高の音楽、パフォーマンスを発揮できるアイドルを目指します!」と芸能事務所「NEW EVIDENCE」(以下、NE社)に所属することになったと報告した。
同社もこの日、福本のほか、元ジャニーズJr.(ジュニア)で俳優やモデルとして活動する滝本海都(ひろと)ら男性タレント総勢9人の所属を報告した。
福本は昨年12月、旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)からコンプライアンス違反があったとして契約解除された。コンプラ違反の詳細は非公表だった。
今年4月にXを開設。6月20日配信のユーチューブライブでアイドルとして活動再開すると宣言し、8月28日から全国15か所でライブハウスツアーを行うと報告していた。
事実上のクビだったため、旧ジャニーズとの関係は良くないとされる。所属することになったNE社はやはり、〝非ジャニ系〟で、設立1年の新興事務所だった。
芸能プロ関係者の話。
「NE社は業界でも知られていない事務所ですが、同社幹部らはここ数年、映像制作やイベント運営、複数の女性歌手のマネジメントやサポートを担当してきました。だから、アーティストの管理は経験がある。福本さんもそういった点に引かれたそう。ただ、NE社は旧ジャニーズタレントとは疎遠です」
NE社が福本や滝本ら〝辞めジャニ〟をマネジメントをするようになった経緯は不明だ。
「NE社は今年に入って女性歌手のマネジメントやサポートを減らしていた。新規事業の準備と聞いていましたが、福本さんらのマネジメント担当が明るみに出て、合点がいきました」(前出関係者)
男性アイドル界では依然として旧ジャニーズ事務所から移行したSTARTO ENTERTAINMENTのタレントの人気が圧倒的だ。福本は独自路線で活路を見いだせるか。