タレントの収納王子コジマジック（５１）が２３日、昼生番組「ぽかぽか」（フジテレビ系）にゲスト出演した。
漫才師として芸歴３０年のキャリアをもちつつ、２００９年に「収納王子コジマジック」として始動。今や年間１５０～２００本の講演に呼ばれるなど、収納の達人として君臨している。
０９年当時は周りの芸人から「ネタも作らんと、収納ばっかりしやがって」と散々言われたそう。「そこからバラエティーとかも出していただけるようになったら、そういう人たちは『そういう出方もあるのね』みたいな…」と本人は振り返る。
トレードマークの白いつなぎはオーダーメイドだそう。４年前に建てた、家族４人で暮らす総額１億円の〝収納御殿〟も番組で公開された。
よく相談を受けるのは、「収納スペースはあるけども、ここにピッタリの収納グッズを何選んだらいいか分からない」というお悩みだそう。「本来であれば（相談者のもとへ）ピッタリのシンデレラフィットの収納グッズを持って行って『すご～い』（と喜ばれ、自分が）『こんだけ（お代を）ちょうだい』っていうのでやってきてるんですよ」
ところが今、「メチャクチャ便利なアプリがありまして」とのこと。収納スペースのサイズを入力すると、ＤＡＩＳＯやニトリ、ＩＫＥＡなどのピッタリサイズの収納ケースが一覧で出てきて、スマホから購入までできるのだ。
「これを言っちゃうと、我々の商売がもうあがったりになっちゃうものなんですよ。だからホントは言いたくないんです」とボヤきながらも、コジマジックはこのアプリを紹介。そんな余裕があるほど、自身は潤っているということなのだろう。
また、ソファやベッドにクッションや枕をたくさん置くのはオシャレだが、実際の生活では邪魔じゃないかという話題では、こんな暴露も。
「インテリア界と収納界でも結構せめぎ合いがあって、例えばモデルルームとかを作る時にインテリアコーディネーターさんが最終的に飾るんですけど、我々はベッドにウワァ～（っと）クッション置かれたら、周りの収納メチャクチャ考えてるのに全部クッションで隠れてる。見せ場がないっていうのはちょっとあります」
ゲスト共演したインテリアコーディネーター・荒井詩万さんも、番組で公開した自宅のソファにクッションをたくさん置いていた。来客があればテンションを上げてもらえるとのことだが「じゃあ実際そこに座ろうとした時には、若干ちょっと（クッションを）どけながらになるので、まぁちょっとそこは面倒臭いかも」と本音を明かした。