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【F1】セルジオ・ペレス解雇をレッドブルOB進言 クラッシュ続きで8億円損害を指摘「あらゆる面に影響」

東スポWEB 2024年7月23日 17時16分

F1レッドブルのセルジオ・ペレス(34)が解雇危機に陥っている問題で、かつて同チームでドライバーを務めたOBのロバート・ドーンボス氏(42)が、チームに巨額の損害が発生している点を強調し、更迭を進言した。

ペレスは今季パフォーマンスが急降下しており、進退問題に発展。ハンガリー・グランプリ(GP)では決勝こそ7位に食い込んだが、予選Q1でミスによりクラッシュして16番手と大きく出遅れていた。

OBのドーンボス氏は、結果が伴っていない点と同時に、ペレスにクラッシュが多く金銭的にもチームに大きな負担をもたらしているとズバリ指摘した。

「モナコ、カナダ、シルバーストーン、ブダペストで同じことが起きた」とドーンボス氏。「これまでに500万ドル(約7億8300万円)の損害が出たかもしれない。これは本当に大きい。モナコだけですでに250万ドル(約3億9000万円)の損害が出ている。これはチームのあらゆる面に影響を与える」と厳しい見通しを語った。

そして、ドーンボス氏はレッドブルにペレス解任を進言。「本当につらいことだが、トップスポーツでは、誰かがパフォーマンスを発揮できなければ、いつかは終わりが来るんだ。これは悲劇的でつらいことだ」とペレスの更迭は不可避と強調する。さらに「レッドブルは本当に問題を抱えている。彼は実際にチームを〝人質〟に取っている」とチームに居座ろうとするペレスを非難した。

ついにOBからも糾弾されたペレス。RBで猛アピールを続ける角田裕毅との交代はあるのか、いよいよ事態は最終局面を迎えている。

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