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炎上アイドル・胡桃そら 秋に音楽活動再開「ヲタ芸とかコールしてほしい」

東スポWEB 2024年7月23日 19時20分

破天荒キャラ、炎上アイドルと呼ばれる仮面女子元メンバーの胡桃そら(27)が今秋、アイドル卒業以来となる歌手活動を再開することが決まった。9月11日に先行トラック「餐然囮」、10月2日にファーストEP「αΩ」をコドモメンタルINC.Labelからリリースする。

2016年11月、アイドル事務所に入所から約2か月で研究生グループとしてステージデビューを飾ると、候補生を経て約1年で仮面女子・アーマーガールズにスピード昇格。20年2月2日にグループを卒業し、事務所も退所した。その後はラップやMCバトル、「ブレイキングダウン」出場や、深夜バラエティーでの奔放な発言などで話題を振りまいてきた。

炎上アイドルと呼ばれることは「あまり聞いたことがないので、とてもおいしい」という。「私はどんなことが世間が見たくなるだとか、そんなの何にも考えないで突っ走って生きてきました。ただ、もともとの性格が世間から見ると異常だったらしく、こうすればバズるだとか、こうしたら炎上するだとか考えたこともなかったです」と説明する。

さらに「このような性格にしてくれた環境とDNAに感謝してます。他から見ればこうなりたくないと言う人の方が多いと思いますが、私は大学生がばこぱこしてる間、青春を捨てたくさんのステージでいろんな人に応援してもらえたし、その方が普通味わえなくて飽き性で刺激を求めてる私には最高の青春ですね。男いなくて萎えたけど」と振り返った。

卒業ぶりとなる音楽活動再開のきっかけは何だったのか。「散々グループでしてきて、もうノイローゼレベルでしたので、ライブはいいかなと思っていた」そうだが、MCバトルの世界で考えが変わったという。

「最初から衣装、ステージ、もともといるファン、曲がある環境がどんなに恵まれていたか気づきました。ラッパーのみんなは無所属が多く作詞・作曲はもちろん、箱(ライブハウス、ステージ)とのブッキングのやり取りやDJにギャラやレック、マイク、オートチューンまで自分で用意してCDも焼いてるのをみて、とても私にはできないなと思ってました。でも、それがすごくかっこいいなと思いました…。自分になできないので。さらにラップの好きな人たちにたくさん知られることによって、新しいファンも増え、『そらちゃんの音源が聴きたい』と言ってもらえる機会が増えて、意識し出すようになりました」

さらに背中を押したのはDOTAMAだった。「大好きなDOTAMAさんという方に出会い、『音源頑張ってほしい』と言われ、DOTAMAさんにも認めてもらいたいし、またやろうと思いました! あとラップが好きになったからです」と明かす。

音楽活動での交流拡大ももくろんでいる。「前から音源やらないの?とラッパーの方にも言われてて、もしやるならイベントで出てよとか、一緒に曲やろうとか言ってもらえてたので、いろんな友達や知り合いお世話になった人たちのイベントにも出たいし、曲も一緒に作りたいです! ワンマンもしてみたいです!」と目を輝かせる。

アーティスト、タレントとしての目標は何か。「アーティストとしても活動してるかわいいのに、面白くてバラエティーにも出てるmisonoさんみたいになりたいです。あくまでアーティストとしてだけの活動ではなく、いろんなことにもマルチに活動したいです。飽き性なので。何より大変なのは続けることだと思うので、私は続けていくためにも他のこともしながら歌いたいです」と意気込んでいる。

最後にファンに向けて「アイドルとしての胡桃そらが好きだった人は完全に離れていってしまい、少し寂しかったけど。歌って踊るそらちゃんが好きだった!ていう人! ほら、今こそ帰ってくる時だよ! 今までラッパーばかりの陽キャ?の集まるようなイベントばかりでごめんね! ラップの曲もだけど、ちゃんとアイドルっぽいのもやりたいと思ってるから、またヲタ芸とかコールしてほしいな。もちろん後から知ってくれた人たち向けの曲もやるので、私を通してアイドルヲタクとヘッズの皆さんが仲良くなるきっかけになれたらなと思います!」と呼びかけた。

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