23日の「マイナビオールスターゲーム2024」(エスコン)の試合前に恒例のホームランダービーが行われ、昨季パ・リーグ本塁打王のソフトバンク・近藤健介外野手(30)が、24日に神宮球場で行われる決勝進出を決めた。
初戦は牧(DeNA)と対戦。投手は同僚の栗原が務め、残り18秒のところで本数が並ぶと、ブザービートでラスト1本をスタンドへ突き刺し、4―3で勝利した。
ドラマは終わらない。準決勝はホームランダービー連覇を狙う巨人の岡本和と対戦。ハイレベルな戦いは6―6の同点となり、そのまま1分間の延長戦へ。延長では先攻の岡本和が3連続を含む4発の柵越えを見せたが、これに対して近藤はタイムアウトと同時にまたしても最後の一振りで5発目を右翼席へ叩き込んだ。
近藤は5―4で昨季の王者を下し、満面の笑みを浮かべた。