「マイナビオールスターゲーム２０２４」第１戦が２３日にエスコンフィールド北海道で行われ、初出場の巨人・山崎伊織投手（２５）が全セの２番手で登板した。
３回は一死走者なしから万波に７０キロ台の超スローカーブを投じるなど球宴を楽しみ、２イニングを投げて３安打１奪三振無失点で役割を終えた。登板後は「打たれてもええやと思って投げられるのですごい楽でした」と夢の舞台をすっかり満喫した様子だった。
ただ、登板中には思わぬハプニングにも見舞われていた。バックスクリーンの大型ビジョンには自分を紹介する名前や顔写真が映し出されていたが、本人とは全く似ていない人物が…。ＳＮＳ上は瞬く間に「伊織くんちゃうんかい」などとザワついた。
盛大に間違えて映し出されたのは山崎は山崎でも育成の山崎友輔投手投手（２６）。山崎伊と同じプロ４年目で支配下登録を目指す右腕だった。山崎伊本人も登板中に岡本和らのしぐさで気づいていたそうで「何やろなと思ったら同期が映っていました。違う名前と顔で覚えられるかもしれないですね」と苦笑いだった。
前半戦は１５試合に先発して７勝２敗で防御率１・６７の好成績。エネルギーをチャージして後半戦もＶ奪回へ突っ走る。