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牧秀悟が2打席連発でMVP 山崎伊織の〝ミラクルキャッチ〟も話題に【オールスター】

東スポWEB 2024年7月23日 22時5分

DeNA・牧秀悟内野手(26)が「マイナビオールスターゲーム2024」第1戦(23日・エスコン)に全セの「3番・二塁」で先発出場。2打席連続の本塁打を放つ活躍を見せ、MVPに輝いた。試合は乱打戦となり、全セが全パに11―6で大勝した。

第1打席から自慢の強打を満天下に誇示した。2回二死、相手先発の山崎福(日本ハム)が1ボールから投じたチェンジアップを強振。丸(巨人)との2者連続となる左翼フェンス越えのソロアーチを叩き込んだ。その際にちょうど左翼フェンス奥のブルペンで投球練習を行っていた山崎伊織(巨人)が、牧の打球を見事にキャッチ。ハマの主砲の一発は、そんな〝ミラクルプレー〟も生み出した。

ゆっくりとダイヤモンドを一周した牧は、ベンチに戻ると全セの面々と歓喜のハイタッチ。そして、お決まりのポーズ「デスターシャ!」を決め、満面の笑みを浮かべた。

結局、全セは2回の1イニングだけで9得点。その後も牧の打棒の勢いは止まらない。8点リードで迎えた4回無死一塁の第2打席。全パ2番手・エスピノーザ(オリックス)に追い込まれながらもファウルで3球粘った後、6球目のナックルカーブを仕留め、左中間席へ豪快な2ランをぶち込んだ。

打った瞬間はスタンドインに確信が持てず半信半疑のまま一塁方向へ。それでも場内にホームランコールが響き渡ると、力強いガッツポーズを連呼。そして一塁側ベンチに戻り、この日2回目の「デスターシャ!」を披露し全セのチームメートたちを勢いづけた。

牧は「エラーしたのであんまり大きな声で言えないですが…。しっかり打ててよかったです」とコメント。2回の二塁守備で岡が放った二邪飛を落球し、その直後にソロ本塁打を許す失態を犯していた。それだけに謙虚な言葉に終始していた。

5回終了後には「デスターシャ」の考案者でもある人気ユーチューバー・サワヤンがビジョンに映し出され、このサプライズ演出には牧ら全セの選手たちも大きく盛り上がっていた。

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