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ソフトバンク・山川穂高 全パ総出の〝どすこ~い !!〟に大満足「みんなから一緒にやりたいと」【オールスター】

東スポWEB 2024年7月23日 23時45分

ついに完全復活か。ソフトバンク・山川穂高内野手(32)が23日に行われた「マイナビオールスターゲーム2024」(エスコン)で特大の3ランをかっ飛ばした。

広島の守護神・栗林の直球を完璧に捉え、打球は左翼席上段に消えた。全パは6―11で大敗を喫したが、6月にノーアーチと苦しんだ大砲にとっては、価値ある一発となった。

本人も「打った瞬間、(行方を)見る必要がないぐらいの打球だった」と振り返る一撃。昨オフに西武からFA移籍した新天地でも存在感を示すアーチの裏には、現指揮官から受けた初めての助言を体現したものだったという。

前夜に小久保監督と食事をともにした際に、大振りになり過ぎていた点を指摘され、山川は「バットが走るような意識の部分。実際にやってみたらすぐに結果出たので、良かったです」と息をついた。これまであえて技術的なことを口にしなかったのは、大砲のプライドに配慮してのことだろう。

特大弾の後は全パのナイン総出で「どすこ~い!!」の大合唱。山川は「則本さんとか近ちゃん(近藤)とかマンチュー(万波)とか、みんなから『一緒にやりたい』と言われていたので、良かったですね」とはにかんだ。パ首位を快走する鷹。主砲が覚醒すれば独走態勢はますます加速しそうだ。

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