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【スターダム】小波の大江戸隊復帰は〝序章〟 刀羅ナツコ「これは全女子プロレス団体への宣戦布告」

東スポWEB 2024年7月24日 6時5分

女子プロレス「スターダム」の小波(28)が、刀羅ナツコ率いる極悪ユニット「大江戸隊」に電撃移籍し、波紋を呼んでいる。

23日の後楽園大会で小波は、ゴッズアイの朱里と保持するゴッデス王座のV1戦で、大江戸隊の渡辺桃&テクラと激突。試合中に朱里をジャーマンで投げ飛ばし、顔面に黒いスプレーを噴射する屈辱を味わわせ、大江戸隊に移籍した。

小波は2020年10月に大江戸隊入り。その後、21年12月に体調不良のため退団したが、その後もフリーとしてスポット参戦し、22年4月にゴッズアイに加入した。今年4月の横浜大会でスターダムに本格復帰すると、師匠と慕う朱里と6月にゴッデス王座を戴冠した。

だが、小波は「私は大江戸隊を辞めると言ってない。復帰した時から大江戸隊とは裏でつながってた。真面目を装ってたけど、これが本当の私」と明かし「これからどんな手段を使ってでも、朱里を超える。そしてシングルのベルトも狙っていきたい」と語った。

リーダーの刀羅は小波の帰還について「大江戸隊は一人ひとりが最高のエンターテイナーだから、戻ってくるのは当たり前。他のユニットにどんなにすごいベルトを持ったやつがいたって、うちらの想像力にかなうやつは誰一人いない」と高笑い。ワールド王者の舞華への挑戦が決定している刀羅はこの日、8人タッグマッチで王者から直接ピンフォールを奪い、王座戦に向け勢いをつけた。

「いい風吹いてる時ってなんでもうまくいく。舞華には申し訳ないけど、ここまで舞華がやってきたことは全て私のいいお膳立て。無駄に頑張ってくれてありがとう」と皮肉交じりの感謝を述べた。

大江戸隊の逆襲は始まったばかりと力説する刀羅は「赤いベルト(ワールド)が最終目標じゃない。うちらがスターダムを乗っ取る。それは事実上女子プロレス界ナンバーワンのヒールユニットになるってこと。だから、これはスターダムだけじゃなくて、全女子プロレス団体への宣戦布告。これだけで終わりじゃねえから」と予告。大江戸隊の動向から目が離せない。

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