パリ五輪サッカー男子１次リーグ初戦パラグアイ戦（２４日＝日本時間２５日）に臨む日本のＤＦ半田陸（Ｇ大阪）が左足を負傷し、離脱する見通しとなった。バックアップメンバーのＤＦ鈴木海音（磐田）が登録メンバーとなり、ＤＦ内野貴史（デュッセルドルフ）がバックアップメンバーとして緊急招集されることになりそうだ。
半田は高い技術力と１対１の強さに定評があり、サイドバックとして左右どちらでもプレーできる貴重な選手。かねて海外クラブも日本人ＤＦに注目しており、パリ五輪後の欧州進出が期待されている。そんな中、２２日にフランス・ボルドーでの練習中に負傷し、２３日のトレーニングに姿を見せなかった。
試合の２４時間前までメンバーの変更は可能。すでに国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のパリ五輪男子の登録メンバーから半田の名前が消え、同選手が背負っていた２番はバックアップから昇格した鈴木が付けることになった。新たにバックアップとなった内野は２１番を背負う。内野は今後に追加招集となる見込みだが、メダル取りにもっとも大事な初戦へ影響が懸念されそうだ。