カーリング女子のロコ・ソラーレは24日、北海道・北見市で新シーズンに向けた記者会見を実施し、スキップの藤沢五月(33)らが王座奪還を誓った。
昨年の日本選手権ではSC軽井沢クラブに敗れ、4位と悔しさを味わった。来月から始まる新シーズンに向けて藤沢は「日本選手権や世界選手権、そして五輪など、まだ成し遂げていない部分がたくさんある。まだ伸びしろがあるチーム。それらを目指して一歩ずついいシーズンにしていけたら」と意気込みを語った。
これからのシーズンは2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪につながる重要な1年になる。サードの吉田知那美(32)は「今までは『北見から世界へ』でしたが、今年は『北見から世界一』を目指してやっていきたい。それが達成できれば、その先のリベンジの舞台であるミラノ五輪に必ずつながってくる」と明かした。
昨年の雪辱を果たしたい藤沢は「チャレンジャーとして物おじせず、失敗してもいいからチャレンジするという部分ではとても楽しみ。シーズンの最後には日本代表のユニホームを着て終われるように頑張りたい」と力を込めていた。