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立憲・泉健太代表が維新、国民代表と立て続けに会談 維新・馬場代表から「『やけ酒でも』と…」

東スポWEB 2024年7月24日 17時21分

立憲民主党の泉健太代表が24日、国会内で開いた会見で、22日に日本維新の会・馬場伸幸代表、23日に国民民主党・玉木雄一郎代表と、2日連続で会談したことについて言及した。

泉氏は22日に玉木氏と連合の芳野友子会長を交えて会談。23日は馬場氏と都内で2人きりで3時間以上におよぶ意見交換を行った。

会談が実現した背景は、通常国会最終盤で3年ぶりに開かれた岸田文雄首相と野党4党代表による党首討論の終了後、馬場氏からかけられた、ある一言がきっかけになったという。

「党首討論が終わって馬場さんに『お疲れさま』と話をしたとき、『〝やけ酒〟でも行きましょうか』という話があったんで『じゃあ、やりましょう』ということで今回、その場をセットさせてもらった」

馬場氏との会談では「相当、前回の国会後半では自民党に対して怒りを示す場面もあったと思う。昨日(23日)の馬場さんは怒りを示すというよりも、(自民党に)あきれていたのと『あんなこと(旧文通費改革の先送り)をやっていたら自民党は信頼されないね』という話でした。その意味で自民党ではない政権を作ろうという流れにどう向き合っていくのか。われわれとしては維新に問うていきたいなと考えています」と振り返った。

玉木氏との会談では立憲が政権を担った場合、自民党の派閥裏金事件を受けた政治改革を優先して取り組み、憲法改正の優先度は低いと伝えた。

「政治改革、教育の無償化、物価対策もやらなければいけない、そして政権基盤は非常に綱渡りな環境のなかで〝ねじれ国会〟でやっていかなければいけないことを考えると、憲法はかなりの大物です。国民の皆さんからして、これが最優先課題かといえば、それはそうではないが私は多数だと考えていますから、そこはまだお互いの主張があるだろうと思うし、それを踏まえながら両党で何かしらのものが作っていけるのかどうか、ということになろうかなと思います」

次期衆院選に向けて野党党首による会談は、今後も続ける見通しが持たれている。

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