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【卓球】早田ひな パリ五輪も〝平常心〟キープ「変な感じで緊張しているわけではない」

東スポWEB 2024年7月24日 20時9分

【フランス・パリ24日発】卓球女子のエース・早田ひな(日本生命)は、大一番でも〝平常心〟をキープだ。

混合ダブルス、シングルス、団体の3種目でメダルが期待されるパリ五輪が26日に開催するのを前に、24日には会場のパリ南アリーナで練習を行った。初めて本番会場に足を踏み入れたサウスポーは「今日会場を感じることだけでも一歩前進していると思う。そういった気持ちで入ってきたので、思ったよりもいい練習ができたし、男子選手に練習してもらったので、結構いい感じ。あとは細かいところをちょっとずつやっていきたい」と振り返った。

東京五輪はリザーブとしてチームを支えたが、今回は初めて選手として五輪の舞台に立つ。しかし、特別な緊張感はないという。「思ったよりなくて、もしかしたら最後までないかもなと(笑い)。いつもと変わらないというか、いつも通りやることは自分の中のキーポイント。あらゆるところに五輪マークがついていたりとかして、五輪なんだなという感じはもちろんするけど、変な感じで緊張しているわけではないので、それはそれでいいのかなと思った」と頼もしい言葉を残した。

確かな自信の裏には、東京五輪後の豊富な経験がある。昨年の世界選手権シングルスでは銅メダルを獲得。世界トップクラスの選手に成長したからこそ「自分の力を出すためにこれまでの2年間やってきている。そういった部分では生きているのかなと思うし(昨年の)ダーバンの世界選手権とかと(パリ五輪の雰囲気が)あんまり変わらなかったりとかもする。そういった大きい大会を経験させてもらっているのはやっぱり大きい」ときっぱり。あとは運命の闘いで最高のパフォーマンスを出し切るのみだ。

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