「マイナビオールスターゲーム2024」第2戦が24日、神宮球場で行われた。球宴史上最多となる両軍合計44安打が乱れ飛んだ連夜の乱打戦は全パが前セを16―10で下し1勝1敗とした。
最後は西武・今井達也投手(26)がヤクルト・長岡を空振り三振に仕留め神宮の夜空に舞う〝ジャンプ締め〟。西武の同僚であるジェフリー・ヤン投手(27)の三振パフォーマンス「ラ・センテンシア99」を披露し笑顔を見せた。
その直前、ヤクルト村上を空振り三振に取った9回一死の場面でも上体を一塁ベース方向に流しながら利き腕でマウンドをなでるようなしぐさを見せ、ヤン・パフォーマンスの別パターンを忠実にコピーし、テレビの向こうのヤンにメッセージを送っていた。
今井は「楽しかったですし、試合の最後を三振で締めくくれたことはよかったですね。あっという間の2日間でした」と球宴を振り返った。
9回の三振パフォーマンスについては「マチャド投手やメルセデス投手、ポランコ選手など外国の選手たちとコミュニケーションを取っている中で『パ・リーグが勝っていたら、9回にやろうと思うんだけどどう?』と聞いたんです。そうしたら『ぜひ、やってくれ!』というリアクションをくれたのでパフォーマンスしました」と理由を説明。
「球宴なので、何かファンの方もパ・リーグの選手たちも一緒に楽しんでもらえたらと考えた中で思い浮かびました。ヤンのおかげですね」と同僚左腕に感謝していた。