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【卓球】早田ひな パリ五輪の選手村で気分転換 男子テニス・ナダルとの対面に「一生の思い出」

東スポWEB 2024年7月24日 23時2分

【フランス・パリ24日発】卓球女子のエース・早田ひな(日本生命)は、選手村生活も満喫しているようだ。

26日に開幕するパリ五輪へ向けて、24日に男女代表が本番会場のパリ南アリーナで初練習を実施。シングルスだけでなく、初陣の混合ダブルスもペアを組む張本智和(智和企画)とコンビネーションを確認した。早田は「今日は別に100%調整できなくても『これぐらいでいいんじゃない』というふうに、あんまり焦らないようにという話をしたりとかしていた。多分(張本)本人なり調整の仕方があると思うけど、ミックスは2人で話し合いながら挑戦していくことが大事」と現状を口にした。

早田にとって今回が初めての五輪出場。選手村も楽しんでおり「東京五輪で見ていた方が同じエレベーターに乗ったりとか、一歩出たらそういう方がいたりとか、そういう場に自分が来てるんだなと」。特に男子テニスで世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)と会ったことが印象的だったという。

かねて早田はテニス男子のロジャー・フェデラー(スイス)を尊敬する選手として公言。そんなスターと数々の名勝負を繰り広げたナダルとの対面に「昨日ご飯を食べてたらナダル選手がいて、一緒に写真を撮ってもらった。一生の思い出です。フェデラー選手が引退しているので、五輪にいないと思っていてちょっとがっかりしていたが、ナダル選手がいたので、それだけで選手村に行ったかいがあった」と声を弾ませた。

選手村で気分転換を図りつつも、卓球の話になれば自然と表情が引き締まる。「勝負の世界なので、負けても後悔しないように一つひとつクリアしていきたい。勝っている相手でも自分がチャレンジャーの気持ちで頑張っていきたい」と力強く意気込んだ。

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