パリ五輪サッカー男子で優勝候補のアルゼンチンは1次リーグB組初戦(24日=日本時間25日、サンテティエンヌ)でモロッコに1―2で敗れた。
アルゼンチンは1―2のビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに追い付くと、ファンがピッチに乱入。花火や爆竹が投げ込まれるなど大混乱に陥った。しかもアルゼンチンの同点弾はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定で無効となり、約2時間後に試合を再開するも敗戦し、各方面で物議を醸している。
アルゼンチンメディア「オレ」は「4時間(※試合時間と中断時間の合計)、アルゼンチンとモロッコ、ナンセンスな瞬間」「屈辱の結末」と報じた。その上で、スーパースターで同国代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)がモロッコ戦後、自身のインスタグラムを更新し「インソリート(信じられないの意味)」との言葉に驚いた表情の絵文字を付けたことに「メッシ、スキャンダルに激怒」と報道。「TPCスポーツ」も「メッシはゴール取り消しに爆発した」と指摘した。