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【AEW】オカダ・カズチカ「ブラッド&ガッツ」でホッチキス痛打 ガソリンまで飛び出すカオス

東スポWEB 2024年7月25日 13時11分

米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が24日(日本時間25日)に放送され、元新日本プロレスの〝レインメーカー〟オカダ・カズチカ(36)が「ブラッド&ガッツ」に初参戦。「ジ・エリート」が衝撃の展開の末に敗北を喫した。

「ブラッド&ガッツ」は金網に囲まれた2つのリングで戦う5対5のチーム対抗戦で、AEWで最も危険で暴力的な試合とされている。オカダはヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)、ジャック・ペリー、〝ハングマン〟アダム・ペイジとの「ジ・エリート」で出陣。スワーブ・ストリックランド、ダービー・アリン、マーク・ブリスコ、ジ・アクレイムド(マックス・キャスター&アンソニー・ボーエンズ)の「チームAEW」と激突した。

両軍1人ずつ入場してくる同試合において、オカダはジ・エリートの4人目として登場。すでにリングの中では流血者が続出しているなか、「レインメーカー」と書かれた板の凶器を駆使して暴れまわると、ブリスコにツームストーンパイルドライバーを決めた。

出場10選手が揃うと、試合はさらに荒れ模様に。ジ・エリートはストリックランドにホッチキスを打ち込む極悪非道ぶりを見せる。しかし怒りのストリックランドも猛反撃。オカダはドロップキックからレインメーカーの要領から中指を立てるが、そこにホッチキスを打ち込まれ苦悶の表情を浮かべた。

終盤にはペイジとストリックランドが金網外へと飛び出し乱闘に突入したことで、事実上4対4の戦況に突入する。オカダはブリスコのジェイドリラーで大ダメージを負うと、ジ・エリートは劣勢を強いられる。テーブルに乗せられたペリーがアリンのコフィンドロップを浴び、さらに手錠で金網にはりつけにされてしまう。

ここからいくら何でもやりすぎなアリンの大暴走が始まった。何とリング下からガソリンを持ち出すと、ペリーの体にかける。そしてチャッカマンを片手に、ジ・エリートの降参と次回PPV「ALL INN」(8月25=同26日、英ロンドン・ウェンブリースタジアム)でペリーの持つTNT王座への挑戦という2つを要求した。

仮に拒んだ場合にペリーの身に起きることを想像すれば、これは要求と言うよりももはや脅迫だ…。マシューもさすがに認めるしかなく、ジ・エリートは敗戦。「ブラッド&ガッツ」は何とも衝撃的な結末を迎えた。

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