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9年間行方不明のチワワが飼い主と再会 野良犬として壮絶に生き抜いた姿に全米が感動

東スポWEB 2024年7月25日 13時47分

米ネバダ州ラスベガスで、9年間行方不明だった犬が飼い主と再会した。行方不明になる前の平穏な姿と、9年間野良犬として生き抜いた姿のギャップに全米が感動した。米KOMOニュースが24日、報じた。

9年前、飼い主のジュディス・モナレスさん宅からチワワの雑種犬ギズモが裏庭から逃げ出した。門の掛け金が壊れていたためで、当時2歳だった。

モナレスさんは2015年2月、フェイスブックで「ブリング・ギズモ・ホーム(ギズモを家に連れ帰る)」というアカウントを立ち上げ、情報を募り続けた。しかし、消息は分からなかった。

先日、ネバダ州ヘンダーソンの動物救急センターに野良犬が保護された。匿名の人物が発見したが、なかなか捕まえることができず、2か月もかけて保護した。マイクロチップをスキャンしたところ、モナレスさんの飼い犬だったと分かり、連絡が入った。

モナレスさんはフェイスブックで「9年間いなくなったギズモがついに見つかった!」と伝えた。

ギズモは毛を剃らなければならないほど毛がもつれ、歯の病気にかかり、目と耳が感染症にかかっていた。背骨と足に古い骨折の跡があり、変形したまま固まっているという。

フェイスブックのユーザーからは「ギズモは家族と9年間幸せな生活を送るはずだったが、過酷な路上生活を経験した。心が痛むことだ」「かわいそうな子犬が経験したトラウマ。ギズモはこれから最高の人生を送るに値する」などのコメントが寄せられている。

現在11歳になったギズモは、モナレスさんのもと、ゆっくりと回復している。

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