西武は25日、育成契約のアンソニー・ガルシア外野手(23)と支配下契約を締結したことを発表した。
背番号は124から78に変更となる。育成外国人選手としては2014年のアブナー・アブレイユ外野手以来、2人目の支配下昇格となる。
ドミニカ共和国出身のガルシアは昨年までヤンキース傘下のマイナーでプレーしており、昨年11月に西武に育成契約で入団。今季はイースタン・リーグで32試合に出場し打率2割1分6厘、3本塁打、10打点をマークしている。
ガルシアは「とにかく驚きましたし、何よりもうれしいです。しっかり準備をして、どんな状況でもチームに貢献できるようなバッティングをしたいと思います。両打ちですが特に、左のホームランバッターとして活躍できるよう頑張ります」と抱負を語った。
渡辺久信GM兼監督代行(58)は「これまで育成選手として一生懸命練習に取り組んでいました。長距離砲なので、打撃に期待していますし、まだまだ発展途上の選手ですが、支配下選手として、ここからどんな成長を見せてくれるか楽しみです」とコメントを出している。