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南沙良 「光る君へ」で吉高由里子「紫式部」の娘役で出演発表 2年前は悲運の大姫で注目

東スポWEB 2024年7月25日 15時3分

NHKは25日、大河ドラマ「光る君へ」の追加キャストを発表した。南沙良と泉里香、片岡千之助と伊藤健太郎。注目若手女優の南は主人公の吉高由里子演じる「まひろ」(紫式部)の娘・藤原賢子役に起用される。2022年の大河「鎌倉殿の13人」では薄幸の女性、源頼朝の娘大姫として話題を呼んだ。

賢子は現在、子役の永井花奈が演じている。まひろと夫藤原宣孝(佐々木蔵之介)との間に生まれた娘だが、劇中ではかねて恋愛感情を互いに抱いていた藤原道長(柄本佑)の子である可能性をにおわせている。

南は所属事務所の発表文を通じて「賢子は、明るく情熱的で、後に女性としては異例の従三位という高位に上りつめたと言われています。母に対しては、放置されてきたという想いから、敵がい心にも似た複雑な感情を抱き、母娘の間の緊張感が存在しています。私も毎回いただく台本をとても楽しみにしています。賢子が持っているかわいらしさ、利発さを丁寧に表現出来たらと思っています」と意気込みを示した。

大河初出演だった「鎌倉殿」を振り返り、「当時は大河ドラマの偉大さを身をもって体験させていただきました。今回も大河ドラマならではの贅沢な緊張感を楽しみたいです。すばらしいキャストの方々の背中を見ながら、前回より成長した姿をお届けできればと思っています」とのコメントも寄せた。

この発表にX(旧ツイッター)では、「大姫!!!」「大姫ちゃんかわいそうだった」「賢子は大姫か」と2年前の大河と南の演技を思い出した投稿が相次いだ。大姫は頼朝(大泉洋)とその妻北条政子(小池栄子)の間に生まれた娘。幼少時から知る木曽義仲の息子で美少年の義高(源義高=市川染五郎)と結婚するはずが、義仲が頼朝に反目したことから義高まで殺害されてしまう。失意の大姫は正気を失い、意味不明の歌を口ずさむなど、悲運が視聴者の心を揺さぶった。

本人コメントのように今回は吉高扮する母親との間に緊張関係が存在する役柄。南は昨年のフジテレビ系月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書」で主要キャストの1人として、主人公の裁判官・実務家教員(北川景子)に冷たい視線を注ぐロースクール学生を演じ、ドラマに緊張感を醸しだしていた。2度目の大河で吉高にどう対峙するのか注目される。

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