パリ五輪サッカー男子日本代表のＦＷ藤尾翔太（２３＝町田）は、２４日（日本時間２５日）に行われた１次リーグＤ初戦のパラグアイ戦で２ゴールを挙げた。
前半に数的有利になったとはいえ、藤尾は攻撃の中心選手らしく南米予選１位突破の強敵から５―０の大勝に貢献。所属の町田でも、中心選手として今季８ゴールを挙げるなど初昇格のＪ１で首位に立つ原動力となっている。
そんな活躍にやきもきしているのが、町田サポーターだ。ネット上には「藤尾も海外移籍のチャンスがあればチャレンジするのは当然だし、そうなれば戦力ダウン」との声が上がる。同僚だったＭＦ平河悠（２３）は、パリ五輪直前にイングランド２部ブリストル・シティーに移籍したばかりとあって「藤尾の移籍を想定して早めのスカウティングを」との指摘もあった。
町田は、平河の穴埋めとして日本代表ＭＦ相馬勇紀を獲得してサポーターをひと安心させた。とは言え今後も活躍選手の移籍は少なくないはず。対処し切れるのだろうか？