Infoseek 楽天

「恥を知れ」ラドクリフさんに猛非難 児童への性的暴行過去のオランダ代表に擁護発言 後に謝罪

東スポWEB 2024年7月25日 20時5分

陸上女子マラソンで元世界女王のポーラ・ラドクリフさん(英国)が、児童に対する性的暴行で実刑判決を受けた過去のあるパリ五輪ビーチバレー代表選手を擁護する発言をし、猛非難にさらされている。

渦中の人物は、19歳だった2014年に12歳の少女への性的暴行で英国で懲役4年の実刑判決を受けた、ビーチバレーのオランダ代表スティーブン・ファン・デ・ベルデ(オランダ)だ。各団体やメディアからから反発が高まっている。

英国メディア「サン」によると、こうした状況の中で英国「BBC」で解説者を務めるラドクリフさんは、インタビューで「彼(ファン・デ・ベルデ)を2度罰するのは大変なこと。刑務所に送られた後、彼が人生をうまくやり直し、資格を得て最高レベルのスポーツをプレーすることができたのなら、私は本当に彼の幸運を祈っています」と回答した。

この発言は多くの人の反感を買い、SNS上で大炎上。「X」(旧ツイッター)では「大ショック」「ひどすぎる」「あなたは母親なのに」「12歳の少女とその家族は今も彼のひどい行為に苦しんでいるに違いない。ポーラ・ラドクリフ、恥を知れ」などと非難の声が続々上がった。

騒動の大きさにラドクリフはXでこれらの非難に返信する形で「こころから謝罪します。自分にショックを受け、失望し、どうしてこんなひどい伝え方をしてしまったのか理解できません」などと謝罪した。

波紋は広がるばかりだ。

この記事の関連ニュース