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共産・田村智子委員長 立憲・泉健太代表との党首会談は「連絡あっての調整中です」

東スポWEB 2024年7月25日 20時20分

日本共産党の田村智子委員長は25日、国会内で開いた会見で、立憲民主党の泉健太代表が野党党首と相次いで会談していることに言及した。

泉氏は同日、社民党の福島瑞穂党首と国会内で会談。次期衆院選に向けて特定の政策ごとに賛同し野党が連携する「ミッション型内閣」構想を説明し支持を要請したという。

この日までに泉氏は日本維新の会・馬場伸幸代表、国民民主党の玉木雄一郎代表とそれぞれ会談。残る野党党首は、共産党・田村氏とれいわ新選組の山本太郎代表、教育を無償化する会・前原誠司代表などとなったが、田村氏は「これは調整中。泉さんから連絡があっての(日程を)調整中です」と現状を明かした。

野党は次期衆院選で自民党候補者に対抗するため、選挙区で候補者の一本化が求められている。

そんななか国民民主党は東京24区に弁護士の新人浦川祐輔氏を擁立すと発表した。同区は自民党の派閥裏金問題で役職停止1年の処分を受けた萩生田光一前政調会長の選挙区だけに、野党候補の乱立も予想されている。

共産党として同選挙区に候補者を擁立するのかを問われた田村氏は「総選挙に向けては、個別の選挙区どうこうと言う前に市民と野党の共闘をどう再構築するかが一番に問われています」と前置きした上で、現状では候補者を決めていないことを「はい」と認めた。

「24区の八王子では、市民と野党が求める運動が、東京都のなかでも市民のなかで強い選挙区でもあります。市民の声に応える戦いをするにはどうしたらいいか、まず野党は協議することが求めれている」と見解を示した。

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