【フランス・パリ25日発】バレーボール男子日本代表の西田有志(大阪ブルテオン)は、チームの状態に手応えを感じている。
23日に事前合宿地のポーランドからパリ入りした男子代表は、25日にパリ市内で約2時間練習を行った。力強いサーブやスパイクなどを披露した左のエースは「コンディションはいい。これだけ準備をしてきたので。やっていることを変わらずにずっと続けてきただけだが、試合があったりしていろいろとコンディションが左右される中でも準備をしてきた」と充実感を漂わせた。
パリ五輪には妻の古賀紗理那(NEC)が女子代表の主将として出場。選手村で会話することもあるといい「奥さんもやっぱりこれが(現役で)最後(の試合)なので、悔いなくやってもらいたい。お互いに一緒のこと考えている」と明かし「お互いにベストを尽くせるようなコンディションで常に向き合っていけたら」と健闘を誓った。
初陣のドイツ戦は27日午前9時開始。悲願の金メダルに向けて「自分たちがどういうプレーするのかは各国が同じことを思っていると思う。そこで最高のパフォーマンスをまずは1発目に出せるように準備していけたら」と決意を述べた。