仮装大賞のレジェンド＆優勝メンバーから構成されるエンタメ集団「ＢＬＡＣＫ ＰＥＰＰＥＲＳ」（ブラックペッパーズ）が、米国の人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦。予選で「４Ｙｅｓ」を獲得した。
「ゴット・タレント」は、さまざまなジャンルのパフォーマーが１００万ドル（約１億５８００万円）とラスベガスでの公演を懸けてオーディションに出場する。
「ブラックペッパーズ」は日本伝統芸能「歌舞伎」を裏方で支える黒子（クロコ）にスポットを当て、デジタル時代にあえてアナログな手法で勝負するエンタメ集団。〝黒子ＳＨＯＷ〟から「ブラックペッパーズ」と名乗っている。参加メンバーは日本テレビ系の国民的番組「欽ちゃん＆香取慎吾の全日本仮装大賞」優勝多数のレジェンド・梶原比出樹をリーダーに、芸能界で活躍する優勝メンバーの岩尾隆明（松本零士原作舞台「キャプテンハーロック～次元航海編～」アクション監督など）、今城和明（笑っていいともＯＰダンス・あらびき団など）、福永ありさ（ダンスボーカルデュオ「５％ＢＥＲＭＵＤＡ」リーダー）、淳（メタル系バンドＶＯＲＣＨＡＯＳのボーカル）、凸兄（凸レーション）の６人。
約７万組以上の中から選ばれた「ＢＬＡＣＫ ＰＥＰＰＥＲＳ」は１９シーズン予選最終回に登場。「あん馬」というコントパフォーマンスで黒子４人と上半身役と足役の計６人で挑戦。審査員４人だけでなく観客も大爆笑させた。パフォーマンスを終えたメンバーは「この作品は１カットでスタートからカメラが固定の状態で、黒子による俯瞰やパーンなどをアナログに演じるため、タイミングや息を合わせることが非常に難しく、セットや小道具も大きく重いので黒子の体力面も相当ハードな作品でした」と振り返った。
仮装大賞の世界観が世界にも伝わったようで、結果は「４ＹＥＳ！」、最後はスタンディングオベーションの好反応。準決勝進出の権利を手にした（準決勝進出決定ではない）。