パリ五輪選手村で東京五輪に続き使用される段ボールベッドが注目される中、スウェーデンのハンドボール女子チームが独自でマットレスを購入し、話題となっている。
スウェーデンメディア「エクスプレッセン」などによると、同国ハンドボール女子代表は選手村に入村し最初の夜を過ごした後、パリ市内の家具専門店「イケア」に行くことを決めたという。
主将のジャミナ・ロバーツは、同メディアに対し「すぐに決断を下しました。段ボールベッドであることが問題なのではありません。それは全く問題ありません。硬いのはマットレスです。新品なので柔らかくなるまで少し時間がかかります。しかし、私たちはそれを待つことに耐えられず、最初からよく眠りたいと思っていました」と告白。段ボールベットそのものには問題はないが、その上に敷くマットレスは始めから柔らかいものを好むと説明した。
同メディアによると、マット購入代は選手の自腹だという。エアコンなしも話題の選手村だが、個々が望む改良が行われている。