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【パリ五輪】柔道の試合会場が緊急工事 ビゼール会長「時間までに解決することを願う」

東スポWEB 2024年7月26日 11時45分

緊急事態だ。パリ五輪柔道男女などが実施される会場のシャン・ド・マルス・アリーナの床を撤去するなど、急きょ再整備が行われている。

フランス「パリジャン」など各メディアによると、国際柔道連盟のマリウス・ビゼール会長は五輪の柔道会場について同連盟が定めた床の基準に達していないとし、再施行を求めたという。同会長は「熱意をもってパリに来た。スポーツの観点から準備はできているが、残念ながら、会場は整っていない。私たちは苦しんでいる。すべてが時間までに解決することを願っている」と語った。

同メディアによると、計量器機の不備や畳の下にある床に凹凸があるなど、品質面に問題があったという。工事は急ピッチで進められており、組織委員会の広報担当は「最初の競技が間に合うように準備は整う」とコメントしたが、フランス柔道連盟のステファン・ノミス会長は「準備できていなかったのは残念だ。全力で取り組んでいる。これよりも重要なものはない」と話した。

柔道は27日から競技開始となる。フランスは過去に57個、日本は96個のメダルを獲得しているが、急な床の変更など、わずか3日前に発覚した会場の不備は、選手たちにどんな影響を与えるだろうか。

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