格闘技イベント「超（スーパー）ＲＩＺＩＮ．３」（２８日、さいたまスーパーアリーナ）の出場選手インタビューが２６日に都内のホテルで行われ、平本蓮（２６）と対戦する朝倉未来（３２）が完勝に自信をみなぎらせた。
計量を前日に体調を問われた未来は「もうバッチリです。水抜きし始めているのでちょっと疲れているけど…って感じです」と頬がこけながらも闘志を目に宿らせた。〝因縁の相手〟とされる平本だが「普通にまだ総合格闘技３勝３敗のヤツって感じ。打撃とテークダウンディフェンスはまあまあ強いけど、まだ俺の敵じゃないなって感じです。圧倒的に勝ちたいです。ほかのフェザー級のヤツらに見せつけます」と静かに語った。
試合は３ラウンド（R）の通常のＲＩＺＩＮルールと違い５Rで行われ、ジャッジも各R１０点方式による採点（ラウンドマスト）方式となる。だが未来は「５Ｒも３Ｒも無制限も関係ないですね。１Ｒで決めにいこうと思っているので。５Ｒ通して戦おうと思っていない」と意に介さない。勝った先の展望を「終わってみないと分からないけど、鈴木千裕とやりたい。負ける気がしないです。心の底から」とＲＩＺＩＮフェザー級王者との対戦を熱望した。
一方でこの日もインタビュー会場に姿を見せないなど、独自の世界観を展開している平本には「自己中なヤツだとは思いますね」とバッサリ。その上で「プロモーションのために自分はいろいろして盛り上げるために協力してきた。でもアイツは取材とかも断って練習も見せずにきた。格闘家としては正解かもしれないけど『俺たちだったらＴＨＥ ＭＡＴＣＨを超える』とか言っていた割に勝ちに徹している。これで負けたらメチャクチャダサいよねって思いますね」と切り捨てていた。