パリ五輪の開会式を目前に控える中、懸念されていた〝テロ行為〟が勃発した。
フランス有力紙「フィガロ」は「ＳＮＣＦ（フランス国鉄）はＴＧＶ（フランス高速鉄道）ネットワークを麻痺させる大規模な攻撃により被害を受けたと発表」と速報。「開会式の数時間前、アトランティック高速線、ノース高速線、イースト高速線の線路近くで３件の火災が発生したのが確認された。鉄道交通は、特にパリのモンパルナス駅で大幅に混乱している」「鉄道会社はＴＧＶネットワークを麻痺させる大規模な攻撃による被害を受けたと述べ、旅行者に旅行の延期を呼びかけ、チケットの無料交換または払い戻しを行っている」と伝えた。
また、現地メディア「ＢＦＭＴＶ」はスポーツ大臣のアメリー・ウデア・カステラ氏が「私は今朝起きていることを可能な限り強い言葉で非難したい。本当に恐ろしいことだ。オリンピックでプレーするということは、フランスと、自分たちの陣営と、自分の国と戦うことだ」と実行犯を強く非難するコメントを報じた。