大阪・朝日放送テレビの新社長・今村俊昭氏が26日、同局内で行われた「ABCテレビ・ラジオ2024年夏の社長会見」に出席した。
同局は、週刊文春との裁判に専念するため活動休止しているダウンタウン松本人志が局長を務めるバラエティー番組「探偵ナイトスクープ」を制作・放送している。
松本の活動休止以降は、他のタレントが局長代理という形で出演し、番組の放送を続けてきた。
今村社長は「松本人志さんの裁判の推移を見守りながら、このまま、この形で今後も続けていく方針に変わりはございません」と切り出した。
番組スタッフも工夫を凝らし、神回と呼ばれる番組を制作しているとアピールし「視聴者のみなさまに、よりおもしろいものを届けていこうという思いでスタッフ一丸となって今後もしっかり取り組んでいく」と決意を語った。
松本は漫才コンテスト「M―1グランプリ」で長年にわたって審査員を務めてきた。今村社長は「松本さんがいないという想定はしておりません。審査員をどうするかについて『白紙』だと思います。1人も決まっていないと思います。例年バタついてキャスティングします」と明かした。