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【広島】集中打&攻めの継投で後半戦白星発進 新井監督「いいスタートが切れたと思う」

東スポWEB 2024年7月26日 22時47分

広島は26日、ヤクルト戦(神宮)を9―6で逃げ切り、2位を堅守した。

試合は2点を追う2回に打線がヤクルト先発・山野を攻略。矢野の右翼線を破る逆転適時三塁打、野間の右中間適時二塁打など、打者15人9安打を集める猛爆で9―2と逆転した。

楽勝ペースかと思われたが、5月23日以来の先発となった助っ人・ハッチがピリッとせず。4回、村上に2打席連続の2ランを浴び5点差に迫られると、5回も先頭の長岡に中前打、続く岩田に四球で無死一、二塁のピンチを招く。

ここで新井貴浩監督(47)は、来日初勝利の権利がかかった助っ人右腕をすっぱり諦め、継投策に打って出た。

2番手・黒原が5回のピンチを最小限でしのぐと、6回以降は塹江→ハーン→島内→栗林とつなぎ、追撃をシャットアウト。強力リリーフ陣を惜しみなく投入し逃げ切った。

新井監督はハッチの交代について「厳しい言い方になるかもしれないけど、ハッチの勝ちをつけるためにやっているわけじゃない。チームが勝つためにやっているわけだから」とぴしゃり。

一方で、攻撃陣が15安打と爆発しての後半戦白星発進に「いいスタートが切れたと思う。オールスター期間中に各自がきっちりと調整してくれて、きょうの試合を迎えてくれた。それは見てて、伝わりました」と称賛していた。

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